Satoshiに関して記載します。Satoshiはビットコインの最小単位であり、価格が上がっていくほどに今後も使われる機会が多くなっていくかと思います。
ビットコインを語る上で誰もが知っている様な基本的なワードです。名前の由来はビットコインの考案者である「Satoshi Nakamoto」に由来しています。実はAPIというような取引所やウォレットで使われるプログラム言語では単位がSatoshiで扱われていたりもしています。
知っていて当たり前なところですので、ぜひ覚えておいてください。
Satoshiとは?
ビットコインの最小単位であるSatoshiはビットコインを誕生させたSatoshi Nakamotoの名前から来ています。
1Satoshiは0.00000001BTC(1億分の1BTC)であり、現在ほとんど使われることがありませんがビットコインの価値が上がるとともに、使われる機会が増えていくことになります。
APIなどのプログラミングにおいて単位Satoshiになっております。なおSatoshiはビットコインにおける最小単位ですが、イーサリアムにはweiという最小単位があります。

またSatoshiに関連する基本的な情報としては、Dustという5,460Satoshiより少ない送金はできないという事を知っておくと良いかと思います。
Satoshiの由来はSatoshi Nakamoto
Satoshi Nakamotoはブロックチェーンの考案者であり、その名前が由来となっています。
2008年にSatoshi Nakamoto名義で論文が発表にはじまり、2009年にビットコインのソフトを発表して誕生しました。
Satoshi Nakamotoは現在も所在のわかっていない謎の人物です。自称Satoshi Nakamotoは何人かいますが、本当のところわかっていません。

1 Satoshi = 0.00000001 BTC
1Satoshiはビットコインの最小単位であります。1satoshiの価値としては0.00000001 BTCなのです。つまり1億分の1BTCです。
1BTC=5百万円の場合には、1 Satoshi= 0.05 円となります。わかりにくいので100Satoshiで5円と覚えておきましょう。
このSatoshiの単位として使われることがほとんどないのですが、取引所などの取引最低量や手数料などの表記で「** Satoshi以上」というような説明がある場合もあります。
現在はSatoshiがほとんど使われませんが、今後ビットコインの価値が高くなっていった際には、1Satoshiの価格も上がっていきますので、そうなるとSatoshiが使われる機会が増えていくかと思います。
なおSatoshi以外にビットコインの単位で使われるものとして「mBTC」「μBTC」があります。
「mBTC」の「m(ミリ)」は一般的に使われる1,000分の1の単位です。身近なところだと、mm(ミリメートル)があります。これは1メートルの1,000分の1の単位であり、一般的に使われるm(ミリ)の単位なのです。
「μBTC」の「μ(マイクロ)」はこちらも一般的に使われる単位であり、1,000,000分の1の単位となります。これも同じでμm(マイクロメートル)は1mの1,000,000分の1なのです。
いずれも一般的に使われる単位なので、すこし科学や数学をかじっている人なら馴染みがあるかと思います。

ビットコインのプロトコル上の単位はSatoshi
ビットコインをAPIなどで操作する際には単位はSatoshiが用いられる様です。プログラマーではない一般人には無関係な話ですが、知っておくと良いかと思います。
ただしAPIはそれぞれの取引所などのサービスで構築されているベースにより異なるので、必ずしもSatoshiが使われているとは限りません。そのサービスごとに異なりますので、ご注意ください。

Dustは承認されない
実は5,460Satoshi以下のビットコインは送金できない仕様になっています。Dustというのは送金できない少量のビットコインの事を意味しています。
なおDustは日本語で「ほこり」という意味です。ほこりのように小さいくずみたいな意味合いなのかと思います。
なお1BTC=5百万円の価値の場合には、5,460Satoshiの価格としては273円です。そもそもこんなに少ない価格の送金は手数料を考えると割りに合わないのでしないかと思いますが、知っておいてください。
以上Satoshiに関する基本的な知識でした。ぜひ参考にしてください。