Binanceの傘下であるTrust Wallet(トラストウォレット)の使い方に関してをこちらの記事では紹介します。
トラストウォレットを使う上でリカバリーフレーズは最も重要な情報の一つです。これを疎かにすると、最悪の場合には資金を失う危険があるほどです。
リカバリーフレーズは最初にウォレットを作成した際に情報として知る事が出来ますが、じつは後からでも知る事ができますのでその方法を説明します。
トラストウォレットとは?
① バイナンスに買収された会社の一つ。
② オールインワンのウォレットを提供。
③ スマホのウォレットアプリ。
トラストウォレットは世界一の取引所であるBinance(バイナンス)の公式ウォレットです。
元々はバイナンスとは無関係の企業でしたは、バイナンスに買収されたことによりバイナンス傘下の企業となっています。
トラストウォレットの最大の特徴はオールインワンウォレットである事です。ビットコイン 、イーサリアム 、リップル、バイナンススマートチェーン、トロンのような様々なトークン規格に対応しており、これを一つのウォレットで管理できるのが特徴です。
またパソコン版のウォレットとかはなく、スマホのアプリでトラストウォレットは対応しています。いつでもどこでも持ち運べて安全に管理できるとても便利なウォレットです。
リカバリーフレーズとは?
① ウォレットを回復するためのフレーズ。
② パスワードみたいなもの。
③ ウォレット作成時にメモなどして保管。
④ ウォレット作成後に知ることもできる。
リカバリーフレーズは名前の通りで、リカバリー(復活)するためのフレーズです。ただそれだけでなく、パスワードのように、そのワードさえ知ってれば使えるようになります。
トラストウォレットではリカバリーフレーズと言いますが、他のウォレットではバックアップキーとかバックアップフレーズと言う名称のところもあります。
ウォレット作成時にリカバリーフレーズは入手しています。詳しくはこちらをご覧ください。

ウォレットを復元するためのフレーズ
リカバリーフレーズはウォレットを復元(リカバリー)するためのフレーズです。
例えば、スマホをなくした、スマホが壊れた、スマホを買い換えた、間違えてアプリを消した…というような状況でトラストウォレットのリカバリーフレーズは必要となります。
普通によくある事なので、確実にリカバリーフレーズを入手し、パソコンや紙などで大切に保管しておく事をオススメします。これを疎かにしておくと、資金を失ったいるする危険があります。
それほど重要だという事を認識し、必ず確実に保管しましょう。
リカバリーフレーズさえ知っていれば、トラストウォレットを復活する事ができます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

リカバリーフレーズはパスワードみたいなもの
リカバリーフレーズはマスターキー、プライベートキーのようなものです。
このフレーズさえ知っていれば、トラストウォレットに入る事が出来ます。さらに送金、出金などのあらゆる機能も使える事ができます。
つまり、リカバリーフレーズを他人に教えると、資産をパクられます。絶対人に教えてはいけません。気をつけましょう。
ウォレット作成時に必ずメモをする
トラストウォレットを作成した際に、リカバリーフレーズはメモしているはずです。これを大切に保管しましょう。

わたしのオススメはエクセルです。エクセルに色々なサイトのIDやパスワードなどを管理しているファイルをつくっています。そのなかにリカバリーフレーズをメモして同様に保管するだけです。
以下のようにしています。なおエクセルじゃなくてもNumbersなどの表計算ソフトでも同様に使えます。

リカバリーフレーズを後から知る方法
リカバリーフレーズをウォレット作成時に保管し忘れたり、どこかに行ってしまったとしても後からリカバリーフレーズを知る事ができます。
もしなくなった事がわかった時点で以下を参考にして再度リカバリーフレーズを保管するようにしましょう。
トラストウォレット内のアプリを起動し、右下にある「設定」をクリックしてください。
つぎに、ウォレットをクリックし、「メインウォレット」をクリックしてください。
つづいて「リカバリーフレーズを表示する」とありますので、そこをクリックしましょう。

つづいてリカバリーフレーズの関する注意点が表示されます。
これを読んんで、内容を理解した上で「私はこれらのリスクを理解しています」のチェックを入れてから「続ける」をクリックしてください。
これでリカバリーフレーズが表示されます。
右上にある「QRを表示」をクリックすると、「QRコード」が表示されます。このQRコードがあると、復元がとても楽なので、パソコンにQRコードの画像データを保存しておくのをオススメします。(当然リカバリーフレーズも保管したうえでQRコードも保管しましょう。)

以上トラストウォレットにてリカバリーフレーズをウォレット作成後に調べる方法の説明でした。参考にしてください。